お彼岸と敬老の日を兼ねて、聖徳太子建立の四天王寺へ家族でお参りに行きました。
コロナ禍で、お盆時期同様、参拝者は少ない。ゆっくりお参りできたものの複雑な気持ちになる。
開園していないかもと思いながら、境内奥にある「極楽浄土の庭」を訪れたところ幸いにも開園。
一歩足を踏み入れると、緑に囲まれた静寂に包まれる。
桜の木々を通り抜け視界が開けた途端、遠くに日本一高いビル「あべのハルカス」が望めるのは都会らしい風景。
こちらの庭園は、中国唐代の僧、善導が説いた「二河白道」の説話に基づいた構造になっている。
入ってしばらく進むと、2つの河が流れている。
右手に流れるは「水の河」 人生の順境にある時の貪りや執着を表す。
左手に流れるは「火の河」 人生の逆境にある時の怒りや恨み、憎しみを表す。
この二河は、生き地獄。
地獄の真ん中に「白道」という善心を表す道が細くのびているが、凡欲な者にはこれが見えないそうです。
極楽浄土への往生を真に願う者には見え、「白道」を進むと極楽浄土へ行けるという教え。
庭園の「白道」を進むと静かな「極楽の池」にたどり着きます。
私たちが陥りやすい欲や怒り。
欲の河底には不安 。怒りの河底には悲しみが、沈んでいるのではないでしょうか。
その悲しみや不安の存在が分かると、解決の道が開けてくるように思います。
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